お正月のデパートで福袋販売

本業で事務をしていたのですが、お正月休みを利用して稼ごうと、1月2日から4日の 3日間、東京のデパートで洋服販売のアルバイトをしました。パンデミックになるかなり以前の話です。

時給は確か1200円程度でかなり安かったのですが、朝８時に出勤し夕方まで働き、３日間で3万円ほどの収入になったと思います。

レジ業務はなく、福袋の受付、電卓を利用しての計算、お畳み、お包み等が仕事でした。

お正月はデパートにとって福袋の売り上げが見込める書き入れ時なので、バイトの人数も相当のものでした。

大勢でごく簡単な研修を受けただけで、地獄のような福袋争奪戦の渦中に放り込まれた恐怖はいまだ忘れることができません。

1月2日、デパートの開場時間のわずか数十秒後には、私のいる五階フロアまでドドド・・という足音とともに人の波が押し寄せてきました。自分が何をやっているのかさっぱりわからないままに次から次へと作業をこなし続けました。包装に異常な時間がかかってしまいお客様に怒られました。

本業とかけ離れている仕事は刺激的ですし、新鮮に感じられるという面では良いのですが、不必要にあたふたしてしまうので、丁寧な研修がなければお勧めはできないなと思いました。