息子が3歳~4歳頃何度も何度も読み聞かせた絵本です。

マリア・テルリコフスカ作、うちだりさこ訳、ボフダン・ブテンコ絵
「しずくのぼうけん」/ 福音館書店
ISBN978-4-8340-0208-9

バケツから飛び出したしずくの冒険のお話です。
バケツから飛び出たしずくちゃんが汚れたり蒸発して雨として地面に降りたり寒さで凍ったり、解けて流れて用水路?川?を魚たちと流れていったと思ったら水道管に入り、ろ過されてどこかの家の蛇口から出、また蒸発してつららになり春を待つ。

あまり日本の画風にはないシンプルな絵で文章もしずくちゃんの気持ちが描かれています。
読む私は声優になった気持ちで声色を変えたり演技をしているように読んでいました。
息子は大喜びで結構長い間「これ読んで」と持ってきていました。
雨が降れば「しずくちゃんいるかなあ」とか、息子が頭をちゃんと拭かずにお風呂から出てきたときは「しずくちゃんがたくさん地面に落ちてるねー」と話したりしていました。

今は息子も11歳になり「しずくのぼうけん」を読むことはあまりありませんが、本棚を整理するときに人にあげるか処分するかを聞くと今でも「大好きだったから捨てないで」と言い、一度読んで本棚に戻します。

親子で同じ絵本が好きって胸が温かくなりますね^^

しずくのぼうけん
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